はじめてのつれだし 前編

５月１８日(木)

仕事後、ナンパ開始。

ポンポン声かけて、５人目。

ヒールはいて身長160ぐらい・マスク・

茶髪ロング・黒いハット・

赤いバッグの女の子に

「その赤いバッグ素敵」と声かけ。

女の子は無言でうなづくだけ。

ガンシカじゃないから畳み掛けてると

「スカウトですか？」

「違う違う！ただのサラリーマン！」

「そうなんですか！」

やっとオープン。

ここから女の子がしゃべるしゃべる。

買い物帰りで、１人で飲もうかなと思ってたとのこと。

じゃあ飲みに行こうって、サラッと飲み打診したら通る。

立ち飲みバー行ってビールで乾杯。

マスクを取った素顔は童顔。

笑顔が可愛い！

この子、しゃべるしゃべる。

楽しませるはずの俺が、楽しませてもらえた。

「そのハット、いいね」

「被ってみます？」

被る俺

「どう？」

「いいと思いますよ」

「マジか。じゃ今から買いに行こ！」

「もう閉まるわ！(笑)」

女の子はアイコスを吸い始め

「アイコスってどう？」

「普通ですよ。吸います？」

「いや、大丈夫大丈夫(笑)」

間接アイコスぶっこまれてテンパッたwww

女の子の仕事はお水。俺と同い年。

「仕事はなにしてるんですか？」

「なんで私に声かけたの？」

「その赤いバッグが、やたら浮いてたから」

質問もくるし、間接アイコスもぶっこんでくる。

なんだか即れそうな気がする。

カラオケ打診したら通った。

カラオケ着いて、いつギラつけばいいか迷う。

とりあえず、２人でお互い歌う。

ギラつく口実が思いつかないまま、時間が過ぎる。

退室まで３０分切った。

女の子がアイコスを吸い始めたから

「ちょっと吸わせて」

「どうぞ」

間接アイコス成功。

勃起！

ムード作りのため、恋愛遍歴を聞く。

この子はとにかく、しゃべるしゃべる。

彼氏とは別れてまだ１ヶ月。

「Sっぽいよね」

「そうかなー。その人によるかな！」

「肉食っぽいな！」

「肉食ではない。けど、草食でもない！」

「雑食か！」

「そう！雑食！」

この子は、ほんとノリがいい。

俺もノリにまかせて

「カバンチェッーク！！！」

女の子のカバンを見せてもらう口実で、そばに移動。

「やだー恥ずかしー」

「ええやん」

女の子の肩を触る。

やわらけぇ…。

いやがらない女の子。

背中を触る。

いやがらない。

「そのイヤリング、いいね」

イヤリングの流れで耳たぶ触る。

「耳たぶ柔らかい！」

「そうかなぁ。よく福耳とは言われる(笑)」

いやがらない。

イケる！ここからキスへ！

いこうとしたら、プルルルルって電話。

一瞬で俺のテンションが冷める。

延長しないで、店を出る。

作戦変更じゃい。

続